子育てしやすい環境づくりや少子化対策の取り組みの、事例発表プレゼンを栃木県庁にて行いました。
地域コーディネーターやPTA役員として、たくさんの方と関わる中で、少子化からくる社会バランスの崩れ、何より、これからの若者や子どもたちが背負う負担の大きさに危機を感じていることが活動の原動力となっています。
社会制度や子育て費用助成などは自治体に引き続き頑張っていただくとして、私たちは「人そのものを豊かに元気にする」活動をしています。
自分の身体を思いやることができないくらい忙しい社会。
がんやうつ病、認知症の罹患率が高いのもそうですが、子どもたちの心身も衰えています。
女性の卵子の数は、生まれた時が最も多く、その後は減少していくだけなのです。そして、男子の精子の数は、世界的に危機的減少とのデーターが出ています。原因は大気汚染や環境・食の変化、ストレスなどとされています。
子どもを産む産まないの選択肢は様々あって良いものです。しかし、子どもを授かりたいと思った時の為に、心身の健康を保つことを念頭においてもらいたいと思っています。
中学校親学講座のお知らせでも記述したように、脳疲労からくる心身不調の社会問題も知っていただく活動をしています。
今後女性活躍が進む反動として、両親ともに忙しく子どもたちの食と健康へのアプローチに偏りが生じると思っています。
子どもたちは自分の健康を自分で守る力が必要になるでしょう。睡眠時間・身体活動・食事そして身近な自然に触れあうことでの、メンタルヘルスの大切さを、実技も踏まえながら伝えていく活動です。
講座を行った、小中学校・高校・大学での事例を発表しました。
参加してくれた子たちからの感想からも、健康についてしっかり知ることで日常見ていく視点がよりよく変化していくことが実感できました。
\教育現場に健康教育を/